2014年9月1日月曜日

銅鐸の古代呼称が判明した(9)形と文様のルーツはどこか

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 銅鐸の古代呼称が判明した(9)形と文様のルーツはどこか

 銅鐸の横断面は楕円形をしている。

 こんな形の器は古代には少なくて、

 中国とインドにだけある。

 もう殷文化と古インド文化とが一連のもので、

 縄文人もその中にはいることがわかったから、

 銅鐸がその青銅器文化の系統をひくことは疑いない。

 それは文様も証明する。

 サーンチーの大鳥居にみる渦状文は

 東南アジアを経て日本に達して銅鐸を飾る。

 渦状文は幸福をもたらすと信じられたお守りであることは確かだ。

 しかしインドやタイでは動物につける鈴であり、

 中国では楽器にすぎなかった。

 淡路島では雨乞いの祭りに今も銅鐸が使われているが、

 果たして祭器だったかどうかは、

 今後に残された研究課題である。


 <写真>

 ●バンチェン青銅腕輪

 ●平形銅剣

 ●ドクラの神像


 ●中国扁鐘

 ●カレン鉄鐸

 ●銅鐸

 ●中国鎛(ハク)

 ●カレン牛鈴

 ●カレン象鐸

 ※出典:加治木義博『日本人のルーツ』48、49頁


《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ 

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