古代史ブログ講座
銅鐸の古代呼称が判明した(9)形と文様のルーツはどこか
銅鐸の横断面は楕円形をしている。
こんな形の器は古代には少なくて、
中国とインドにだけある。
もう殷文化と古インド文化とが一連のもので、
縄文人もその中にはいることがわかったから、
銅鐸がその青銅器文化の系統をひくことは疑いない。
それは文様も証明する。
サーンチーの大鳥居にみる渦状文は
東南アジアを経て日本に達して銅鐸を飾る。
渦状文は幸福をもたらすと信じられたお守りであることは確かだ。
しかしインドやタイでは動物につける鈴であり、
中国では楽器にすぎなかった。
淡路島では雨乞いの祭りに今も銅鐸が使われているが、
果たして祭器だったかどうかは、
今後に残された研究課題である。
<写真>
●バンチェン青銅腕輪
●平形銅剣
●ドクラの神像
●中国扁鐘
●カレン鉄鐸
●銅鐸
●中国鎛(ハク)
●カレン牛鈴
●カレン象鐸
※出典:加治木義博『日本人のルーツ』48、49頁
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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