2015年8月27日木曜日

ガド族の「海人」と秘密


 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 ガド族の「海人」と秘密 

 7.島根(2)石見国

 ①「和名類聚抄」出雲国神門郡

  神門「カンド」(Heb.),גַֻד,,guad ガド。イスラエルノ10支族の一つ
 
  塩冶「和名類聚抄」出雲國神門郡塩冶郷 

   「ヤムヤ」(Heb.),יַמִֻי,YMY,yamuiy 海の、「海の人」海人
           
    「シオヤ」(Heb.),תסִתֶיָנ,TsFYVN,tsiteyon ガドの第一子
  
           この人名は次の用語が祖語 

    「シオヤ」(Heb.),סִתִינֶה,SFYNH,sitiyneh 船

        (Heb.),סַפָנ,SPN,sapon 船乗り、船員

   〇因みに出雲大社の祭神「大国主命」はGD,gadの祖語が

  (Heb.),גַֻדָר,GDVR,guador 〔大きい、偉大な〕に由来するためで

    「大国」とは「ガド族の国」、

    「主」はその奉祭する神である 「主」を表したもの

    ◎(Heb.),יַמַי,YMAY,yamay 船乗り、船員、水夫

      (Heb.),גַֻדָר,SPN,sapon と同義

 ②佐陀[八束郡鹿島町]

  佐陀宮「延喜式」神名帳出雲国秋鹿郡 佐陀神社「サタノ」

  「全国神社名鑑」佐太(さだ)神社 八束郡鹿島町佐陀宮内

   祭神:(中殿)佐太大神、他

   「サタ」(Heb.),סֶתֶר,STR,seter 隠れ場所、隠れ家

    「サダ」(Heb.),סֻדַ,SVO,suda 秘密、内緒

  鹿島「ハシマ」
 
    (Heb.),הַסהֶֻמ,HShM,hashuem 神・名、神の別称

              ※大名持命[大国主命の別称]

  恵曇「和名類聚抄」出雲國秋鹿郡恵曇郷

  「エドモ」・「エヅミ」:江角

   (Heb.),תסִבָנ,ATsBN,aetsibon ガドの第四子

   (Heb.),יסהונ,AYShVN,ayshvn 瞳>航海の際の見張役。

    (現)朝日山の称

  毛之社[出雲風土記]「モシ」(Heb.),מָסהֶֶ,MShH,moshee 

    モーセの称

  足日山[出雲風土記](現朝日山)「タルヒ」

   (Heb.),תָֻרַה,TVRH,tuorah 律法、トーラー、モーセ五書

 ③安来の十神山と支布佐神社:別紙

  伯太川・伯太町[安来市内には「秦さん」が多い]

  秦氏:はたうじ〔京都太秦の秦氏〕

   「シン」(Heb.),סהֻנִי,ShVNY,shuniy ガドの第三子

     この族の「ハタ」(Heb.),הֻת,HVT,hut 糸

    但し、安来市周辺の「ハタ」は Batu 「石」つまり

 「十戒を刻んだ2枚の石板」を背景としているように思われる。

  ※砥神島「出雲国風土記、(現)十神山」が

   当地で最も重要な聖地であった。

   「十神」の語義は「十戒の神」で「律法」トーラーを指す。

 8.鳥取県:気多[北陸方面において主要な呼称]

    氣多郡「和名類聚抄」及び「延喜式」神名帳因幡國の郡名

    〔現状、その由来を決定する素因を把握しておりません。〕

2015年8月26日水曜日

石船・物部・「神の僕」


 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 石船・物部・「神の僕」

 6.島根(1)石見国

 ④物部神社「延喜式」神名帳 石見国安濃郡 

       物部神社「モノノヘノ」

  「全国神社名鑑」物部(もののべ)神社[石見一宮]

   大田市川合町川合 祭神:宇摩志麻遅命(可笑真手命)

   由緒 祭神の宇摩志麻遅命は物部氏の始祖であり、

      神武天皇が大倭に遷都の時、大功を表して

      樫原朝廷を守護された神である。

      天皇はその功を賞して師霊神剣(石上神宮奉斎)を下賜され、

      祭神もまた天祖より拝承する10種の神宝を奉献した。

  石上:いそのかみ神宮「全国神社名鑑」 奈良県天理市布留町

   「延喜式」神名帳 大和国山邊郡石上坐布留御魂神社

     「右側には訓なし、左側にイソノカムノ」 

  ※「石上」の呼称について神名帳が右側に訓を

   加えていないことは重要で、現在一般化している

   「いそのかみ」とは別の呼称があり、

   それがどうも本当らしいが了解し難いので

   空白としたと解釈できる。

  ※その理由により解釈される呼称は

   「イシノヘ」あるいは「イソノヘ」である。

   「~上」を「ノヘ」というという呼称は神名帳において

   「井上:イノヘ」、他に「山上」を「ヤマノヘ」としており、

   「~ノヘ」とすることはあり得た。

  ※つまり、石見の物部神社の「部」に係わり「物ノヘ」とするのに同じ。

  ※さらに「物:もの」は「ブツ」であり

   BT〔batu〕で「石」あるいは「岩」を表し、

   「ノヘ」はNHESの音写で ναυς〔παυς船〕の

   複数形に依拠し、〔船〕の語義である。

   よって[イソノヘ]、物部[モノノヘ]は「石船」となる。

   九州鹿児島県阿久根市折口の

   「石船神社」「鍋石神社」の事情と同じである。

  ◎因みに石上神宮(奈良県天理市)の

   祭神名「布都」は本来「物」と同じで「石」の語義。

   加えて一方の祭神名布都斯「フツシ」はBTS[batas]で
   
   「法律、法」で原初的に「石に刻まれた律法」、

   つまり、

   モーセによって石板に刻まれた「十戒」・律法を指している。

  野田[物部神社近くの字名]「ノタ」הגה、舵取り


 ⑤比良神社「大田市久利町行恒」 祭神:少彦名命

   比良「ヒラ」(Heb.),הִלַה,HLH,hilah 光輪、後光

  『古事記』少名毘古那神 

   海を光して依り来る神ありき

  「旧約聖書」イザヤ書第49章6

   わたしはあなたを国々の光として、

    わたしの救いを地の果てまでもたらす者とする。

  『日本書紀』少彦名命
  
   するとそのとき、神々しい光が海を照らし、

    やがてその中から忽然と浮かび上がってくる神がある

  久利〔町名〕「クリ」(Heb.),כֻרַנ,KRN,kuran 光る、光を放つ、輝く 
 
   ※(Heb.),כֶרִיַה,KRYIH,keriyah 引き裂くこと、割ること

     これは「出エジプト記」でモーセが海を割いた事件に使われる用語

  少彦名「スクナ・ヒコナ」

   (Heb.),סהֶכִיהַ־הִכֶנַה,KYN-HKNH,shekiyha-hikenah〔神の臨在、伝授する者〕

    "神の臨在を伝授する者">神の僕:「モーセ」をいう。

  大田「おうだ」:邑陀郷〔和名類聚抄、石見国安濃郡〕「ユウダ」

   (Heb.),ִֶֶֻד,IVD,ieued "神の僕"として使われる用語、下僕、召使い

2015年8月22日土曜日

大汝少御神・大汝少彦名〔オオナムチスクナヒコナ〕神②


 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 大汝少御神・大汝少彦名〔オオナムチスクナヒコナ〕神②

 6.島根(1)石見国

 ①美濃郡「和名類聚抄」石見国美濃郡美濃郷

  「ミノ」(Heb.),מַנָכה,MNVH,manokh 安置所、休み場、安らぎ

  益田市「和名類聚抄」石見国美濃郡益田郷

  「マスタ」(Heb.),מִסֶתָר,MSTVR,misetor 隠れ家、避難所

  染羽天石勝命神社

   「延喜式」 神名帳石見國濃郡

    「アマイハカツノ」「シミハアマイシカツ」
 
   「全国神社名鑑」"石勝神社"益田市益田染羽、そめば

  祭神天石勝命、伊弉諾命、伊弉冉命、天照大神、国常立神他

   上古石見地方を開拓した春日族の天石勝命を祀る。

   ※石勝

  「カツ」(Heb.),כֶתַֻ,KTV,ketau 文字、筆跡、"石に刻まれた文字"


 ②石見「和名類聚抄」石見国那賀郡石見郷「イワミ」

  「延喜式」神名帳石見國那賀郡
 
  大祭天石門彦・神社「(天)ノイハカトノ」

  「全国神社名鑑」

 大祭天石門(おおまつりあめのいわとひこ)神社 浜田市相生町

   祭神 天石門別命、建御名方命

  〇歴史地名大系「島根県」創建年代は不詳だが、

   棟札によれば阿波の忌部族が石見の山守部となった時に

   創建され、承和2年(835)に

   信州諏訪大社から建御名方命を配祭神として勧請。

  〇「天石門」"棟札"阿波~

   「延喜式」神名帳阿波國名方郡

    天石門別豊玉比賣神社「トヨタマヒメノ」

    天石門別八倉比賣神社「ワケヤクラヒメノ」

 ※豊玉比賣とあるように名方郡は

   阿曇族の侵透した土地である。

 名方「和名類聚抄」石見国那賀郡

 名方「ナカタ」

 (阿曇語・シュメル語)na-ka-tu〔石-門-入口〕「天石門」に当たる

 八倉「ヤクラ」

 (阿曇語・シュメル語)ia-ku₄-ra〔石-入口〕 

  〇那賀郡「和名類聚抄」石見国那賀郡

   「ナカタ」石見国那賀郡

  〇那賀郡「和名類聚抄」石見国那賀郡 

   「延喜式」神名帳も同じ 訓「ナカ」
  
  「ナカ」〔(阿曇語)(シュメル語)〕na-ka〔石-門〕

  ※大祭天石門彦神社の「石門」の語義

  ◎石見
 
   「イワミ」〔(阿曇語)(シュメル語)〕ia-me [石-信託(命令)]信託の

  つまり「石・ミ」はヘブライ語の神(主)が

  人々に命令・契約した証し、

  立法を刻んだ、いわゆる「十戒」の石板を語義としている。

 ③静間神社「延喜式」神名帳

   石見国安濃郡 静間神社「シツマノ」

   「全国神社名鑑」静間(しずま)神社 大田(おおだ)市静間町静間 

   祭神 大己貴命・少彦名命

   「万葉集」355 

   生石(おいしの)村主真人の歌一首<日本古典文学大系>

   原文: 大汝 小彦名乃 将座 志都乃石室者 幾代将經

   よみ:

     大汝(おほなむち)、少彦名(すくなひこな)の、いましけむ、

     志都(しず)の石屋(いわや)は、幾代(いくよ)経(へ)にけむ

   〇「志都の岩屋」静ヶ窟

   意味: 大汝=大国主と、少彦名が住んでいらっしゃった

      志都の石屋は、幾代経たことだろう。

   静:しづ「シズ」、「シツ」 

     (Heb.),סֶתֶר,STR,seter 隠れ場所、隠れ家

   間「マ」“志都の岩屋”

     (Heb.),מִַרַה,MIRH,miarah 洞窟、洞穴> 静ヶ窟「窟」

  〇宗像郡(福岡県)の宮地嶽神社の「勝村大神」の「村」と同じ。

     但し、ここでは本来「海」を表す方が妥当。

     (Heb.),ימ,YM,ym 海

     "静ヶ窟"は海中に張り出した洞穴


   静間「シツマ」

 (Heb.),סֶתֶר־ימ,STR.YM,seter-ym 〔隠れ場所-海〕海の隠し場所

   安濃郡静間郷〔和名類聚抄〕

   安濃郡安濃郷〔和名類聚抄〕

   「アノ」(Heb.),ֶַֻנ,AVN,auen 石

   ※大汝少彦名「オオナムチスクナヒコナ」神の

    臨在を伝授する2枚の「切り割けられた」石板

2015年8月13日木曜日

大汝少御神・大汝少彦名〔オオナムチスクナヒコナ〕神①

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 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 大汝少御神・大汝少彦名〔オオナムチスクナヒコナ〕神

 3.福岡県(1)

 ○伊都〔魏書倭人章〕:(現)福岡県前原市周辺

   『日本書紀』

   仲哀天皇8年

   「筑紫の伊覩県主(いとのあがたぬし)の祖である

    五十迹手(いそとて)」

   「~そこで五十迹手をお褒めになられて、

    伊蘇志」と仰せられた。

   そこで、

   時の人は五十迹手の本土を名づけて

   伊蘇国(いそのくに)といった。

   いま、伊覩(いと)というのは、訛ったものである。

  五十迹手

   「イソトテ」(Heb.),ִסהָת,IShT,ishot (手を)延ばす、差し出す

        (Heb.),ִהָסהת,HVShT,ihosht、,ִיֶד,YD,iyed,

            (救いの)手を差し伸べる、~を援助する

  伊蘇志

   「イソシ」(Heb.),ִֶֶז,HIZ,ieez 勇気を持って~する。

       (Heb.),ִָז,IZ,ioz 勇敢、力、強さ ◎栄光、誉れ

       ※ここでは「栄誉なことだ!」 

  伊蘇

   「イソ」(Heb.),יִסהֻֻֻ,YShVV,yishuuu 

                  入植地、定住地 ○ヘブライ人居留地

      (Heb.),יִסהֶֻֻ,YShV,yishueu 

                  入植地を作る、開拓する、定住させる

      (Heb.),יַסהַֻ,YShV,yashau 

                  住む、居住する

  伊覩(いと)・伊都(いと)

   「イト」(Heb.),ִֶדִַ,IDH,iedai 

                  (世界各地の)ヘブライ人共同体、会衆

      (Heb.),ִֶד,ID,ied 証人

  ※ただし、この「イト」は別の語義に依るとする方が妥当

      (Heb.),יַד,YD,yad 〔本義は"手"〕記念碑、記念物

  ◎この「記念物」はヘブライの人々がエジプトを脱出し、

   カナアン地方などへ入植した後、

   ガド族・マナセ族などが

   エルサレムの祭壇とは別の祭壇[石塚]を造り、

   他の支族等と争いになりそうになったが、

   最終的にヨシュアを中心とする他の支族がそれを了承し、

   ガド族などに「律法と戒め」の記念物を得たと解釈され、

   ガド族等はそれをアッシリアによる捕囚後も

   彼等の象徴として崇拝・保持し続け、

   「地の果て」までも運んで来たのである。

   それは彼等の最高の貴重な、

   しかし、隠し通さなければならなかったものである。

   〔旧約聖書「ヨシュア記」〕

宮地嶽〔前原市神在にある丘陵地〕には宮地嶽神社が鎮座し、

   その本殿の基壇は石・岩で固められている。

   宮地

   「ミヤチ」(Heb.),מֶיתַֻ,MYTV,meytau 最高のもの、最良のもの

※伊都はヘブライ海洋商人たちの居留地として成立していたもの

  前原「マエバル」

   (Heb.),מִֶַבַֻרַה,MIBRH,maiebuarah 渡し場、渡し船

  志摩「シマ」〔糸島郡志摩町〕

   (Heb.),סִיו,SYV,siyv 

    糸、この用語が「志摩」となり、

    「伊都」が「糸」となっている。

    ここは「絹」の輸出の地

   (Heb.),מִיֻתסַַֻ,MYTsA,miyutsuaa 輸出向けの、国外用の

  井田原・井田〔前原市〕

      (Heb.),ִִתֻֻר,ITVR,iituur 彩ること、装飾、飾り

   これらの地名は「絹」あるいは「ガラス玉」に依拠する。

   「絹」は輸出するもの。

   「ガラス玉」は輸入するものあるいは技術を招集させて

   この地で製作して九州各地へ移出したとみられる。

  志登「シト」(前原市)

   (Heb.),סֶתֶר,STR,seter 隠れ場所、隠れ家

   同地には志登支石墓遺跡があり、

   そこが「人が隠れた所:墓地」であることを明示している。

   ◎この「シト」は万葉集355の「志登の岩屋」に、

    またその歌の地、石見国の「静間神社」の「静」となる。

 ○比菩〔延喜式兵部省諸国駅伝馬、備前国〕

  「ヒボ」(Heb.),כהֶוֶר,KhVR,khever 集団、団体、同名

   hubūr [通称](Eng.)trading association. 

   商業組合、貿易商会

 《参考》

 生石(おふし)村主(すぐり)真人の歌一首

  万葉集355 

  大汝(おほなむち)少彦名の いましけむ 

  志都の石室(いはや)は幾代経にけむ  
 
   ※万葉集355の志都の石室は

    長門市の仙崎にあったようだ。

    仙崎の古名を紫津ヶ浦・静ヶ浦といった。


 4.福岡県(2)

  宮地嶽〔福岡県宗像郡津屋崎町宮司〕

  宮地・宮司「ミヤチ・ミヤシ」

   (Heb.),מֶיתַֻ,MYTV,meytau 最高のもの、最良のもの

  ※伊都国〔前原市〕の宮地嶽神社に奉祭されていたご神体が

   何らかの事由により当地に遷されたとみられる。

  祭神〔全国神社名鑑〕息長足毘売命、勝村大神、勝頼大神

  「万葉集」963 冬11月 大伴坂上郎女  

  師の家を発ちて道に上り、筑前国の宗像郡を名児山といふ

  越ゆる時に作る歌一首

   大汝少彦名の神こそば 名付けそめけめ 名のみを

   名児山と負ひて 我が恋の 千重の一重も 慰めなくに

  名児「ナコ」

   (Heb.),נַכַֻ,NKV,nakau 穴、孔

    ◎宮地嶽、神社の奥宮は神社本殿の裏山にあり、

     洞穴内に祭祀されている。

     よって「名児山」とは「穴のある山」の意義であり

     宮地嶽を指す。

     また歌の「大汝少彦名」神は当社の祭神となる。

  勝村大神「カツ・ムラ」

   (Heb.),כֶתַֻ,KTV,ketau 文字、字、筆跡

   (Heb.),מִַרַ,MIRH,miara 洞窟、洞穴「ライ」  

  「カツ・ムラ」 

  (Heb.),כֶתַֻ-מִַרַ,,ketau〔洞窟-文字(筆跡)〕(直)文字の洞窟

     ※文字が書かれたものを納めた洞窟

  勝頼大神「カツライ」

  「ライ」

   (Heb.),רֶַיִָ,RAYH,reayoi 証(あか)し、証拠

  「カツライ」 

   (Heb.),רֶַיִָ-מִַרַ,,miara-reayoi 〔洞窟-証し(契約)〕

    (直)証しの洞窟:証し(契約<神と人々の>)
   
     書かれたものを納めた洞窟

  ※この宮地嶽神社には「最高のもの」が奉祭される。

   その奥宮たる洞窟には

   ヘブライの「十戒」が書かれた石板納められていたのである。

  宗像「ムナカタ」

   (Heb.),מֻנַֻכהַת,MNKhT,munuakhat 安置されている。

      但し、ここの語義「神の文字が彫られた石の安置所」

  「ムナ」(Heb.),מִנִהַתַ,MNHRH,minihata 地下道、坑道

  「カタ」(Heb.),כֶתַֻ,KTV,ketau 文字、筆跡、"彫られた碑文" 


 5.山口県

  阿武郡〔和名類聚抄長門国阿武郡阿武郷〕

   「アブ」(Heb.),ַַו,AV,aav 神に対する呼称、「父」 

  萩市、古くは「萩浦」   

   「ハギ」(Heb.),הַגִֻי,HGY,haguiy 

    ハギー、ガド族の祖ガドの第2子の名称

  長門市<広辞苑>穴門②長門(ながと)の古称

  長「ナガ」(Heb.),נַכַֻ,NKV,nakau 穴、孔

  奈古「ナコ」(Heb.),נַכַֻ,NKV,nakau 穴、孔

九州:地の果てと「ガド族」=海人

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 ≪九州:地の果てと「ガド族」=海人≫

 1.鹿児島県

  ○加世田市:かせだ「カセタ」

   カセタ(Heb.),כֶתסָת,KTsVT,ketsot 果て、端/「カセダ」

   カセダ(Heb.),כהַסִיד,KhSYD,khasiyd 神を栄ふ者

  ○大浦〔川辺郡大浦町〕の「大」の語義

   GAD/ガド族

    (Heb.),גַֻדָל,GDVL,guadol 大きい

   片浦〔川辺郡笠沙町〕の「片」及び上の門[大浦町]の「門」:

    「カタ・カド」"大"の語義・音写

 ○串木野市

  羽島「ハシマ」

   (Heb.),הַסהֶמ,HShM,hashem ヘブライの(神の)御名、神の別称

  口之町「クチノ」

   (Heb.),כִיתסָני,KYTsVNY,kiytsony 端の、末端の

  平石権現神社[羽島]

   ※平石は「十戒」彫んだ2枚の石板

   太郎太郎祭:羽島崎神社の春祭の称
   
   「タロー」

    (Heb.),תָרַה,TVRH,torah 律法、神の指図

   荒川〔羽島の東隣りの地区名〕荒河、荒皮とも書いた

   「アラハ」

    (Heb.),ַֻלָהַֻ,ALH,ualohua 神

  串木野「クシキノ」

   (Heb.),,, 〔果て・果て〕果ての果て

 ○阿久根市

  折口「オリクチ」

   (Heb.),ָרֶתס־ֶתסֶה,ARTs-KTsH,orets-etseh

   〔地-果て〕果ての地

  石船神社〔折口〕

   "十戒を彫りこんだ2枚の石板を積載した船"

   を暗に語っている。

  鍋石神社〔折口〕

   「ナベ」NAVA 船 "船に積載された石"

   海に浮かぶ船形の石や鍋蓋のあるような岩は

   "十戒の石板を積んで一時泊まりした船"の

   伝承を暗に伝えるための隠れ話

 2.長崎県

  ○口之津町〔高木郡〕

   「クチノ」

    (Heb.),כִיתסָני,KYTsVNY,kiytsony 端の、末端の

  ○彼杵郡・彼杵郷〔和名類聚抄〕

   「ソノキ」

    (Heb.),זָנָֻ־כַנָת,ZNV-KNF,zonou-kanot 〔端・果て〕

   神浦〔西彼杵郡〕"神が泊まった浦"

   大野郷〔神浦内〕

   「オウノ」

    (Heb.),ֶֶַֻנ,AVN,aeuen 石、岩石 "十戒の石板"

   カド〔神浦大野郷の村落名〕GAD/ガド族

  ○大浦町〔長崎市〕雄浦とも書いた

   「オウラ」

    (Heb.),אור,AVR,uor 光 <イザヤ書第49章6>

  ○田平町〔北松浦郡〕

   「タヒラ」

    (Heb.),תֶֻהִלַֻה,THLH,tuehiluah 賛美、栄誉、栄光

               <イザヤ書第41章10>

   「タピラ」

    (Heb.),תַֻפִלַה,TPLH,tuapilah 祈り、祈祷、祈願

  ○平戸市・庇良島

   「ヒラト」「ピラト」

    (Heb.),פֶרִית,PRTY,periyt 箇条、項目、"十戒の十か条"

2015年8月11日火曜日

少毘古那神と少彦名神

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 『古事記』少毘古那神

  「大国主神、出雲の御大の御前に坐す時、波の穂より」

  故、大国主神、出雲の御大の御前に坐す時、

 波の穂より天の羅摩船に乗りて、

 鵞の皮を内剥に剥ぎて衣服に為て、

 帰り来る神有りき。

 爾に其の名を問はせども答へず、

 且所従の諸神に問はせども、

 皆「知らず。」と白しき。

 中略、

  故、爾に神産巣日の御祖命に白し上げたまへば、

 答へて告りたまはく、

 「此は実に我が子なり。

  子の中に我が手俣よりくきし子なり。

  故、汝、葦原色許男命と兄弟と為りて、

  其の国を作り堅めよ」とのりたまひき。

  故、爾より、大穴牟遅と小名毘古那と、二柱の神相並ばして、

 此の国を作り堅めたまひき。

 然て後には、其の小名毘古那神は、常世国に度りましき。

  故、其小名毘古那神を顕はし白せし、謂はゆる久延毘古は、

 今に山田のそふどといふ者なり。

 此の神は足は行かねども、尽に天下の事を知れる神なり。

  是に大国主神、愁ひて告りたまひけらく、

 「吾独して何にか能く此の国を得作らむ。

  孰れの神と吾と、能く此の国を相作らむや。」

 とのりたまひき。

  是の時に海を光して依り来る神ありき。

 其の神の言りたまひけらく、

 「能く我が前を治めば、吾能く共与に相作り成さむ。

  若し然らず国成り難けむ。」とのりたまひき。

  爾に大国主神曰しけらく、

 「然らば治め奉る状は奈何にぞ。」とまをしたまへば、

 「吾をば倭の青垣の東の山の上に伊都岐奉れ。」

 と答へ言りたまひき。

 此は御諸山の上に坐す神なり。

 『日本書紀』

 さて、大己貴命と少彦名命とは力をあわせ、

 心を一にして天下を経営された。

 またこの世の青人草と家畜のために療病の方法を定められ、

 鳥獣や昆虫の災異を除くために、

 まじないを払う方法を定められた。

 だから百姓(人民)は今に至るまで

 皆の神の恩をうけているのである。

 昔、大己貴神が少彦名命に向って、

 「おれたちのつくた国は、はたしてよくできたといえるだろうか」

 と語られると、少彦名命は答えて、

 「できたところもあるし、できていないところもある」

 と仰せられた。

 この二柱の神の相談には深い意味があるらしい。

 その後、少彦名命は、熊野の御碕に行かれて、

 そこからとうとう常世郷に去られた。

 別伝では

 淡嶋に行かれてそこで粟茎(から)にのぼられたところ、

 はじかれて常世郷に渡り着かれたという。中略

    大己貴神+少彦名神

 するとそのとき、神々しい光が海を照らし、

 やがて、そのなかから忽然と浮かび上がってくる神がある。

 ◎「少毘古那神」、「少彦名神」:"スクナヒコナ"

  〇「スクナ」

   (Heb.),סֻכַנ,SKN,sukan 天幕、幕屋
 
   (Heb.),סֻכַה,SKH,sukah 幕屋、仮庵

   (Grk.),σκινη,skine 天幕、幕屋、幕舎

   (Grk.),σκινο-,skino- 幕舎の

   (Lat.),scèno 天幕

  〇「ヒコナ」

   (Heb.),הִכֶננַה,HKNH,hikennah (知識などを)授ける、伝授する 
  ※「スクナヒコナ神」:(知識を)授ける幕屋の神

  ※「大国主少彦名神」:(知識を)伝授する幕屋のガド族の神

  ※「スクナ」⇐「スキナ」

   (Heb.),סהֶכהִינַה,ShKhYNH,shekhiynah

       シェキナー 神の臨在〔栄光〕

   「スクナ・ヒコナ」

   (Heb.),הִכֶננַה-סהֶכהִינַהShKhYNH-HKNH,shekhiynah-hikennah

    神の臨在を伝授する者:神の僕(しもべ) 

    「モーセ」を言う。

    モーセは「赤子(児)」 の時に

    小さな籠に入れられナイル川に流された。

    少彦名神は小さな籠船に乗り光り[栄光]来た。

  ※「大汝:オオナムチ」

   (Heb.),ֶֶַֻנ.מֶֻיָֻר,AYN.MVTR,aeuen.meuyuor

            切断された[2枚に]石

  ※「大汝少彦名:オオナムチスクナヒコナ」

   神の臨在を伝授する2枚の[切り割けられた]石板

2015年8月10日月曜日

少彦名神と山田〔海国:大倭・大和〕

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦

 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 少彦名神と山田〔海国:大倭・大和〕

 『古事記』

 故、爾に神産巣日の御祖命に白し上げたまへば、

 答へて告りたまはく、

 「此は実に我が子なり。

  子の中に我が手俣よりくきし子なり。

  故、汝、葦原色許男命と兄弟と為りて、其の国を作り堅めよ」

 とのりたまひき。

 故、爾より、大穴牟遅と小名毘古那と、二柱の神相並ばして、

 此の国を作り堅めたまひき。

 然て後には、其の小名毘古那神は、常世国に度りましき。

 故、其小名毘古那神を顕はし白せし、謂はゆる久延毘古は、

 今に山田の曾富謄(そふど)といふ者なり。

 此の神は足は行かねども、尽に天下の事を知れる神なり。

 久延毘古「クエ」

  (Heb.),גֶַָֻל,GVAL,guoael 救世主、救済者、贖い主、"ゴエ"

 曾富謄「ソホド」

  (Heb.),שׂהָתֶת,ShVFT,Shotet 裁判官、判事、〔聖書〕土師

  (Heb.),לִסהֶהָת,LShHVT,lishehot 留まる、居残る、滞在する

     <案山子と解釈された>

  (Heb.),דַֻיַֻנ,DYM,duayuan 裁判官、判事

     <『日本書紀』「豊国主尊」>

 山田「ヤマタ」

  (Heb.),יַמִֶַֻת,YMYT,yamauiet 海の、海に関する

          ➪"海人"➪"やまと":「大和」

      「ヤマタ」:「海国」 

         <(sk.)toya 水、海、天、「豊国」=海国>

 『古事記』

 大国主神、出雲の御大

 故(かれ)、大国主神、

 出雲の御大(みほ)の御前(みさき)に坐(ま)す時、

 波の穂より天(あめ)の羅摩船(かかみふね)に乗りて、

 鵞の皮を内剥(うつはぎ)に剥ぎて

 衣服(きもの)に為(し)て、帰(よ)り来(く)る神有りき。

 爾(ここ)に其の名を問はせども答へず、

 且(また)所従(みとも)の諸神(かみたち)に問はせども、

 皆「知らず。」と白(まを)しき。

 爾に多邇具久(たにぐく)白言(まを)しけらく、

 「此(こ)は久延毘古(くえびこ)ぞ必ず知りつらむ。」

 とまをしつれば、即ち久延毘古を召して問はす時に、

 「此は神産巣日神の御子(みこ)、

  小名毘古那(すくなびこなの)神ぞ。」と答へ白しき。


 「海を光して依り来る神ありき」


 『日本書紀』

 そのとき、海上に突如として人の声がする。

 そこで驚いてその声の主をさがされたが何も見えない。

 不思議に思っておられると、

 しばらくして一人の小男が白?(カガミ)の皮で舟をつくり、

 鷦鷯(ミソサザイ)の羽を着物にして、

 潮の流れのまにまに浮んでやって来た。

 大己貴神はそれを拾い上げて、

 掌においてもてあそんでおられたところ、

 ぴょんとはねて大己貴神の頬に噛み付いた」

 ………これが少彦名命である。

 山田(奈良県桜井市山田):大和(おおやまと)神社

   ※磐余池:伊波礼(Heb.),Iורִִ,IVRY,Ivrii ヘブライ人

  大和神社(天理市神泉)和名類聚抄「朝和之宮」

  祭神『日本書紀』崇神天皇六年、倭大国魂神、日本大国魂神

     (現在)大和(おおやまと)大国魂大神、

        八千矛大神、御年大神

延喜式神名帳大和国山辺郡 大和坐大國魂神社三座並名神大

     "大和"「オホヤマト」

   「オホ」(Heb.),ַָר,AVR,aor 光、光明、明かり

      (Heb.),ַֻר,AVR,aur 火、火炎

   「アサ」(Heb.),ֶַסה,ASH,aesh 火、炎

   「和」"ヤマト"(Heb.),יַמִֶֻת,YMYT,yamuiet 海の、海に関する

   「オホ・ヤマト」火炎-海の:

    「海の火炎(光)」:「大和(おおやまと)」「大倭(おおやまと)」

   少彦名神

    『日本書紀』神しき光が海に照らして

          ……忽然に浮かび来る者有り。
    
    『古事記』海を光して依り来る神ありき。

   「大国」"オホクニ"

    (Heb.),ָכיַנֻס,AVKYNVS,okyanus 海洋、大洋

                              >(Heb.),יַמ,YM,yam 海、湖

 「山田の曾富謄」"大和国の裁判官"

  「或は成せる所もあり、或は成らざる所もあり」

  と大己貴命に答えた

   「年」(大年神)

    (Heb.),תסהִֻה,TshVIH,tshuih 救い、救済、解放

             >久延毘古/救世主、救済者:少彦名神

2015年8月9日日曜日

「島々」と「地の果て」〔イザヤ書第41章、第49章〕

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 「島々」と「地の果て」〔イザヤ書第41章、第49章〕

 「イザヤ書」

 ※ヘブライ語については省略
 
 第41章1

  島々よ、わたしのもとに来て静まれ

 第41章5

  島々は恐れをもって仰ぎ、

  地の果てはおののき共に近づいて来る

 第41章10

  新しい歌を主に向って歌え。

  地の果てから主の栄誉を歌え。

  海に漕ぎ出す者、海に満ちる者。

 第43章6

  わたしの息子たちを遠くから、

  娘たちを地の果てから連れ帰れ、という。

 ※島々よ (Heb.),ִײמ ,AYYM,iyym

  地の果て (Heb.),,HARTs,
                    ,הַ,,ha ~の
          ,,ARTs, 地 (Eng.)earth

      〔第41章〕(Heb.),כֶתסָת,KTsVT,ketsot 果て、端

     〔第43章〕(Heb.),מִ,,mi ~から

         (Heb.),כֶתסֶ,KTsH,ketse 果て、端

 ◎島々 日本の「九州」を中心とする諸島

  地の果て〔英語の end of earth〕

  極東<ユーラシアの東の果てにある所>

  海に漕ぎ出す者 海洋交易商人たち

  海に満ちる者 海上を生活の場とする者たち、

  海上生活者、「海人」

 ※九州「キュウシュウ」

  (Heb.),כֶתסֶה,KTSh,ketseh "クツェエ"「果て」の地

 「イザヤ書」第49章6

  わたしはあなたを国々の光として、

  わたしの救いを地の果てまで、

  もたらす者とする

2015年8月8日土曜日

北九州の伊都から石見・北陸へと秘匿された「像石」

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 《参考:年表・資料》
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 課題:北九州の伊都から石見・北陸へと秘匿された「像石」
     ―イスラエルの「証の石」はどこに?―

 1.旧約聖書「ヨシュア紀」第22章ガド族等の祭壇と「証し」

 2.平石権現神社[串木野市羽島]と

   石船神社・鍋石神社[阿久津市折口]

 3.大浦[鹿児島県・長崎県]

 4.宮地嶽神社[糸島市、宗像郡津屋崎町<福岡県>]

 5.「大己貴少彦名命」という呼称の実相

 6.静間神社[島根県太田市]と石見国名

 7.安来神社:砥神嶋[島根県安来市]

 8.気多郡[因幡国]と気多神社[但馬国気多郡]&延喜式神名帳

 9.北陸日本海岸と散在する石部神社と物部神社

 10.気多神社と大穴持像石神社[石川県羽咋市]と

   宿那彦像石神社[同七尾市]

  11.寺町・寺島・大町[新潟県糸魚川市]と居多神社[同上越市]

 12.御嶋石部神社と物部神社[新潟県西山市]と寺泊[同]

  日本の古代史には謎が多く秘められています。

  特に5世紀以前の歴史にはそれが顕著です。

 当講座はそのような不明のままになっている謎を

 『古事記』『日本書紀』など日本の古代史料は元より、

 神社の由緒、神名また地名さらに

 中国、インド、メソポタミア、ギリシアなどの

 古代史料をも参照しつつ

 解明すべく努力しています。

  よって当講座は古代の秘密のヴェールを切り裂く

 独特の研究成果となっています。

  当講座の内容は

 世間に多くある歴史解説と大分違っております。

  そこにわたしが敢えて皆様に

 お話申し上げる価値があるのだと考えております。

  さて、鹿児島県串木野市に

 「平石権現」「石船」などという神社がありますが、

 これらは何を表わしているのでしようか。

  此処から日本海沿岸の広くに得体の知れない祭祀が延び、

 新潟県にまで及んでいます。

  それらの多くを

 「イスラエルの証しの石」信仰との視点からみれば

 明白に理解できるのです。

  その実相を内包しているのが、地名であります。

 その代表が「北陸」です。

  一般に「ほくりく」と呼ばわっていますが、

 本義を知るには「キタリク」と訓まなければならないのです。

 「キタ」は「気多」「居多」「像」と由来を同じくする同根語です。