2015年8月22日土曜日

大汝少御神・大汝少彦名〔オオナムチスクナヒコナ〕神②


 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 大汝少御神・大汝少彦名〔オオナムチスクナヒコナ〕神②

 6.島根(1)石見国

 ①美濃郡「和名類聚抄」石見国美濃郡美濃郷

  「ミノ」(Heb.),מַנָכה,MNVH,manokh 安置所、休み場、安らぎ

  益田市「和名類聚抄」石見国美濃郡益田郷

  「マスタ」(Heb.),מִסֶתָר,MSTVR,misetor 隠れ家、避難所

  染羽天石勝命神社

   「延喜式」 神名帳石見國濃郡

    「アマイハカツノ」「シミハアマイシカツ」
 
   「全国神社名鑑」"石勝神社"益田市益田染羽、そめば

  祭神天石勝命、伊弉諾命、伊弉冉命、天照大神、国常立神他

   上古石見地方を開拓した春日族の天石勝命を祀る。

   ※石勝

  「カツ」(Heb.),כֶתַֻ,KTV,ketau 文字、筆跡、"石に刻まれた文字"


 ②石見「和名類聚抄」石見国那賀郡石見郷「イワミ」

  「延喜式」神名帳石見國那賀郡
 
  大祭天石門彦・神社「(天)ノイハカトノ」

  「全国神社名鑑」

 大祭天石門(おおまつりあめのいわとひこ)神社 浜田市相生町

   祭神 天石門別命、建御名方命

  〇歴史地名大系「島根県」創建年代は不詳だが、

   棟札によれば阿波の忌部族が石見の山守部となった時に

   創建され、承和2年(835)に

   信州諏訪大社から建御名方命を配祭神として勧請。

  〇「天石門」"棟札"阿波~

   「延喜式」神名帳阿波國名方郡

    天石門別豊玉比賣神社「トヨタマヒメノ」

    天石門別八倉比賣神社「ワケヤクラヒメノ」

 ※豊玉比賣とあるように名方郡は

   阿曇族の侵透した土地である。

 名方「和名類聚抄」石見国那賀郡

 名方「ナカタ」

 (阿曇語・シュメル語)na-ka-tu〔石-門-入口〕「天石門」に当たる

 八倉「ヤクラ」

 (阿曇語・シュメル語)ia-ku₄-ra〔石-入口〕 

  〇那賀郡「和名類聚抄」石見国那賀郡

   「ナカタ」石見国那賀郡

  〇那賀郡「和名類聚抄」石見国那賀郡 

   「延喜式」神名帳も同じ 訓「ナカ」
  
  「ナカ」〔(阿曇語)(シュメル語)〕na-ka〔石-門〕

  ※大祭天石門彦神社の「石門」の語義

  ◎石見
 
   「イワミ」〔(阿曇語)(シュメル語)〕ia-me [石-信託(命令)]信託の

  つまり「石・ミ」はヘブライ語の神(主)が

  人々に命令・契約した証し、

  立法を刻んだ、いわゆる「十戒」の石板を語義としている。

 ③静間神社「延喜式」神名帳

   石見国安濃郡 静間神社「シツマノ」

   「全国神社名鑑」静間(しずま)神社 大田(おおだ)市静間町静間 

   祭神 大己貴命・少彦名命

   「万葉集」355 

   生石(おいしの)村主真人の歌一首<日本古典文学大系>

   原文: 大汝 小彦名乃 将座 志都乃石室者 幾代将經

   よみ:

     大汝(おほなむち)、少彦名(すくなひこな)の、いましけむ、

     志都(しず)の石屋(いわや)は、幾代(いくよ)経(へ)にけむ

   〇「志都の岩屋」静ヶ窟

   意味: 大汝=大国主と、少彦名が住んでいらっしゃった

      志都の石屋は、幾代経たことだろう。

   静:しづ「シズ」、「シツ」 

     (Heb.),סֶתֶר,STR,seter 隠れ場所、隠れ家

   間「マ」“志都の岩屋”

     (Heb.),מִַרַה,MIRH,miarah 洞窟、洞穴> 静ヶ窟「窟」

  〇宗像郡(福岡県)の宮地嶽神社の「勝村大神」の「村」と同じ。

     但し、ここでは本来「海」を表す方が妥当。

     (Heb.),ימ,YM,ym 海

     "静ヶ窟"は海中に張り出した洞穴


   静間「シツマ」

 (Heb.),סֶתֶר־ימ,STR.YM,seter-ym 〔隠れ場所-海〕海の隠し場所

   安濃郡静間郷〔和名類聚抄〕

   安濃郡安濃郷〔和名類聚抄〕

   「アノ」(Heb.),ֶַֻנ,AVN,auen 石

   ※大汝少彦名「オオナムチスクナヒコナ」神の

    臨在を伝授する2枚の「切り割けられた」石板

0 件のコメント:

コメントを投稿