2015年8月11日火曜日

少毘古那神と少彦名神

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦

 出典:歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 『古事記』少毘古那神

  「大国主神、出雲の御大の御前に坐す時、波の穂より」

  故、大国主神、出雲の御大の御前に坐す時、

 波の穂より天の羅摩船に乗りて、

 鵞の皮を内剥に剥ぎて衣服に為て、

 帰り来る神有りき。

 爾に其の名を問はせども答へず、

 且所従の諸神に問はせども、

 皆「知らず。」と白しき。

 中略、

  故、爾に神産巣日の御祖命に白し上げたまへば、

 答へて告りたまはく、

 「此は実に我が子なり。

  子の中に我が手俣よりくきし子なり。

  故、汝、葦原色許男命と兄弟と為りて、

  其の国を作り堅めよ」とのりたまひき。

  故、爾より、大穴牟遅と小名毘古那と、二柱の神相並ばして、

 此の国を作り堅めたまひき。

 然て後には、其の小名毘古那神は、常世国に度りましき。

  故、其小名毘古那神を顕はし白せし、謂はゆる久延毘古は、

 今に山田のそふどといふ者なり。

 此の神は足は行かねども、尽に天下の事を知れる神なり。

  是に大国主神、愁ひて告りたまひけらく、

 「吾独して何にか能く此の国を得作らむ。

  孰れの神と吾と、能く此の国を相作らむや。」

 とのりたまひき。

  是の時に海を光して依り来る神ありき。

 其の神の言りたまひけらく、

 「能く我が前を治めば、吾能く共与に相作り成さむ。

  若し然らず国成り難けむ。」とのりたまひき。

  爾に大国主神曰しけらく、

 「然らば治め奉る状は奈何にぞ。」とまをしたまへば、

 「吾をば倭の青垣の東の山の上に伊都岐奉れ。」

 と答へ言りたまひき。

 此は御諸山の上に坐す神なり。

 『日本書紀』

 さて、大己貴命と少彦名命とは力をあわせ、

 心を一にして天下を経営された。

 またこの世の青人草と家畜のために療病の方法を定められ、

 鳥獣や昆虫の災異を除くために、

 まじないを払う方法を定められた。

 だから百姓(人民)は今に至るまで

 皆の神の恩をうけているのである。

 昔、大己貴神が少彦名命に向って、

 「おれたちのつくた国は、はたしてよくできたといえるだろうか」

 と語られると、少彦名命は答えて、

 「できたところもあるし、できていないところもある」

 と仰せられた。

 この二柱の神の相談には深い意味があるらしい。

 その後、少彦名命は、熊野の御碕に行かれて、

 そこからとうとう常世郷に去られた。

 別伝では

 淡嶋に行かれてそこで粟茎(から)にのぼられたところ、

 はじかれて常世郷に渡り着かれたという。中略

    大己貴神+少彦名神

 するとそのとき、神々しい光が海を照らし、

 やがて、そのなかから忽然と浮かび上がってくる神がある。

 ◎「少毘古那神」、「少彦名神」:"スクナヒコナ"

  〇「スクナ」

   (Heb.),סֻכַנ,SKN,sukan 天幕、幕屋
 
   (Heb.),סֻכַה,SKH,sukah 幕屋、仮庵

   (Grk.),σκινη,skine 天幕、幕屋、幕舎

   (Grk.),σκινο-,skino- 幕舎の

   (Lat.),scèno 天幕

  〇「ヒコナ」

   (Heb.),הִכֶננַה,HKNH,hikennah (知識などを)授ける、伝授する 
  ※「スクナヒコナ神」:(知識を)授ける幕屋の神

  ※「大国主少彦名神」:(知識を)伝授する幕屋のガド族の神

  ※「スクナ」⇐「スキナ」

   (Heb.),סהֶכהִינַה,ShKhYNH,shekhiynah

       シェキナー 神の臨在〔栄光〕

   「スクナ・ヒコナ」

   (Heb.),הִכֶננַה-סהֶכהִינַהShKhYNH-HKNH,shekhiynah-hikennah

    神の臨在を伝授する者:神の僕(しもべ) 

    「モーセ」を言う。

    モーセは「赤子(児)」 の時に

    小さな籠に入れられナイル川に流された。

    少彦名神は小さな籠船に乗り光り[栄光]来た。

  ※「大汝:オオナムチ」

   (Heb.),ֶֶַֻנ.מֶֻיָֻר,AYN.MVTR,aeuen.meuyuor

            切断された[2枚に]石

  ※「大汝少彦名:オオナムチスクナヒコナ」

   神の臨在を伝授する2枚の[切り割けられた]石板

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