2014年9月28日日曜日

日光泉太郎と東山道(7)

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 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》
 古代史獺祭

 ≪日光泉太郎と東山道≫

 出典:歴史研究家「小嶋 秋彦」


 日光泉小太郎[太郎] 

 ①「信府統記」第十七

  八伏【今ハ八峯瀬ト云フ】山の権現人倫トアラハレ、

  傍ノ丸山ニ居住シ給フ、

  其所二不思議、泉湧出ヌル、味ヒ酒ノ如クシテ人ノ餓ヲ助ケ渡ヲ養ヘリ、

  誠ニ不老不死ノ泉トモ云ヒツヘシ。


  八伏山 長野県塩尻市片丘と岡谷市長地との境界などにある

      筑摩山地の主峰。

  「傍の丸山」塩尻市片内田の小丸山(こまりやま)、

        縄文、弥生時代の遺跡がある。

  ○「コマリ」kumara、

  ○泉小太郎はkumara[Skanda、maga-randhra-kara]の神の映写像である。

  ○小丸山の南隣りを境(さかい)川が流れている。

  ○「サカイ」sakha”サーカハ”の音写。Skanda神の顕現。

    ここにkumara[Skanda]神を信仰する人々が居住していたのであり、

    それを「丸山=居住シ給フ」といっているのである。

    「八峯瀬山ニテ誕生」

  ○境川の水源[現在は、その近くにダムが造られている]の

   山中の平地を「クリタイラ」といい、

   かっては、詳細は不明ながら祠堂があったらしい。
 
   「クリタイラ」karttikeya、Skanda、

   神の異称[本来その母系の名称であった]。

   漢訳:昴宿男。

   Krttika 昴宿[月宿の一つ、Skandaの六乳母として人格化せられた]

   スカンダ神は、六者の乳母より乳をもらって生長した。

  ○小丸山のある一帯を内田原(うちだばら)という(丘陵、境川の扇状地)

   「ウチタ」utsa 井、泉、泉源、udak水、udu 星、星宿、

        udhan 乳房、胸、雲

  ◎「タロー」tara[発行物、撒くもの]星、恒星、

        瞳孔(漢訳)星 (音写)多羅 taraも同義


 ②「泉」

  「善光寺道名所図会」泉の長者

     [信府統記」第十七 其所ニ不思議、泉湧出ヌル、

  ○県(あがた)神社 松本市県 (旧名)源池

   「アガタ」 a gadha 底、源底 

    ◎つまり「源池」と同義となる。源池は「泉」を表す。

  ○筑摩(つかま)神社 松本市筑摩 県のすぐ南隣りの町名

   筑摩 『延喜式』民部 郡名 訓「ツカマ」、

      『延喜式』神名帳 信濃國 筑摩郡 訓「ツカマ」

   太郎山神社、筑摩神社の境内社 

   ◎「ツカマ:子」とは「太郎」に当たる。

  ○神田(松本市、筑摩の東南隣りの町名)

   「カンダ」ganda 犀牛、gandaka 犀 ◎太郎の母 犀龍、犀川の「犀」

   野々宮(ののみや)神社 松本市筑摩5434 ②松本市笹部 ③松本市両島

   「ノノ」nana ”母”の愛称 ◎太郎の母 犀龍を表す。

  ○清水(松本市、県の北隣りの町名)

  ※小丸山(塩尻市片丘内田)にいた一族は、

   この松本市筑摩・県の辺りに移住したらしい。

   東筑摩郡では「泉太郎」あるいは「泉小太郎」という。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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