2013年10月3日木曜日

伊勢神宮式年遷宮(しきねんせんぐう)(1)


 出典:財団法人 伊勢神宮式年遷宮奉賛会 

 『伊勢神宮』

伊勢神宮の第六十二回式年遷宮が平成二十五年十月に行われます。

 神宮式年遷宮は二十年に一度古式のままに

 社殿を新造し、御装束・神宝も新しく調え、

 大御神に新殿へお遷りを仰ぐ行事でありますが、

 千三百年の永い歴史と伝統を有し、日本建築の原形を今に伝え、

 日本古来の伝統・文化・技術の伝承を可能とする

 極めて文化的意義が高いものであります。

 来たる平成二十五年の第六十二回目のご遷宮を迎えるにあたり、

 前回に倣い、経済界、神社界等によって

 財団法人伊勢神宮式年遷宮奉賛会が設立され、

 ご遷宮に要する経費五百五十億円の内、

 二百二十億円を広く国民の皆様から募金をお願いすることになりました。

 この重儀が国民総奉賛によりまして美しく斎行されますよう、

 皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 つきましては、神宮式年遷宮について

 各界各位のご理解を一層深めていただくため本書をとりまとめました。

 平成十八年七月

 財団法人伊勢神宮式年遷宮奉賛会


 ○神宮とはどんなお宮ですか

  「お伊勢さん」とか「大神宮さん」ともいわれる

  三重県の伊勢の神宮は、

  皇大神宮と豊受大神宮を中心とする、

  日本で最も貴くて大きな神社です。

  皇大神宮は「内宮(ないぐう)」ともよばれ、

  皇室のご祖神であり、

  国民の大御祖の神でもある

  天照大御神(あまてらすおおみかみ)を

  おまつりしています。
 
  豊受大神宮は「外宮(げくう)」ともよばれ、

  天照大御神の御饌都神(お食事を司る神様)であり、

  日本民族の主食とするお米をはじめ

  衣食住のめぐみを与えてくださる産業の守護神でもある

  豊受大御神(とようけおおみかみ)をおまつりしています。

  私たちが今こうして安らかに生きていられるのは、

  日本人としての生命を与えてくださり、

  日々お守り下さっている神々のおかげではないでしょうか。

  この最も基本的な“おかげ”に感謝するのが

  「お伊勢まいり」であり、

  日本国民の総氏神と仰いで

  今も昔も全国からたくさんの人々がお参りされるゆえんです。



 ○ 神宮ではどんなお祭りが行われているのですか

  皇居でおまつりされていた天照大御神を

  約二千年前に伊勢の地におまつりして以来、

  どの時代も皇室の弥栄、国家の安泰、

  国民の平安を祈る祭りがつづけられてきました。

  外宮では毎日、朝夕のお祭りが

  御鎮座以来ずっと欠かすことなく行われているのをはじめ、

  両宮で年間に千数百もの祭典がありますが、
 
  一年中で最も大切なお祭りは、

  その年の新穀をまず大御神さまにささげる神嘗祭(かんなめさい)、

  そして最も重大なのは二十年に一度の式年遷宮祭です。


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