2014年6月28日土曜日

歴代誌によるレビの子孫


 古代史ブログ講座
 牧師の書斎

 《古代史ブログ講座》ヘブライ・イスラエルの語義と祝祭

 出典:牧師の書斎

 レビ族は

 歴代誌の中で最も多くの紙面を割いて取り上げられている部族です。

 レビ族の系譜には、大きく分けて、

 祭司の系譜による「特別職」と

 レビ族の三つの系列(ケハテ族、ゲルション族、メラリ族)による

 「専門職」とがあります。

 後者は前者を支えていく役割を担っています。

 祭司だけでは礼拝をすることはできません。

 祭司とレビ人と言われる者たの存在が重要です。

 それゆえ、歴代誌ではレビ人の系譜を丁寧に記しています。


 歴代誌第一6章では「特別職」を担う祭司の系図は

 淡々と名前だけが記されています。

 ただひとつ、ソロモンの神殿で大祭司となった

 アザルヤの名前だけに注釈が記されています。

 なぜそのような注釈がついているのかと言えば、

 彼の祖父も同じ名前だからです。

 この「アザルヤ」という名前は、

 10節のアザルヤから七代目も同じく

 「アザルヤ」の名前を持つ人物が現われているからです

 (つまり、バビロン捕囚で連れて行かれた

  大祭司エホツァダクの祖父のこと)。

 ちなみに、この「アザルヤ」の名前は「主は助けた」の意味です。


 歴代誌では、大祭司、祭司よりもレビ人に注目されています。

 なぜなら、

 彼らはダビデの時代に新しい働きをすることになったからです。

 その働きとは、モーセの幕屋にはなかったもので、

 音楽を伴った賛美をする働きです。

 三つの各部族にはそれぞれ三人の賛美リーダーが立てられています。

 《参考》

 wiki/歴代誌
 歴代誌

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