千葉と葛野〔万葉集の慣用句〕<葛城>

　「古代史ブログ講座」開講にあたって
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　《考古学＆古代史の諸問題》　
　《参考：年表・資料》

　出典：歴史学講座『創世』：歴史研究家「小嶋　秋彦」

　課題：千葉と上総の坂戸神社
　　　　―人身御供神事の真実と蘇我・大宮―

　『千葉と葛野〔万葉集の慣用句〕<葛城>』

　応神天皇　

　　宇遅野上に立たして葛野を望み、其富庶詠歌したまふ

　古事記伝

　　｢知婆能(千葉也)、加豆怒(葛野)袁美礼婆(見葛野則)、
　　　　※TsYVN

　　　毛毛知陀流(百千足也)、夜邇波母美由(家庭見)、

　　　久邇能富母美由(国秀見る)｣

　　"千葉の葛野を見れば　百千足る　家庭も見ゆ　国のほも見ゆ"

　　新潮日本古典集成｢古事記｣西宮一民校注　新潮社　昭和５４年

　　　｢千葉｣多くの葉の茂る葛：かづら(蔓草)で｢葛野｣の枕詞

　　日本古典文学大系｢古事記・祝詞｣　

　　　｢千葉/知波能｣多くの葉の意で、次の「葛」に係る枕詞

　｢和名類聚抄　五｣"下総国<略>千葉<知波>"

　茅輪：ちのわ(ちば)　TsVN/印、しるし

　蘇我,סֶגֶו,SGW,segev 巨大、偉大、高貴、高尚

　　〔武内宿禰の後裔〕曽我・蘇賀

　稲毛,ִַנַכ,INK,ianak 巨大、巨人 

　葛城,גֶֻדֻלַה,GDLH,guedulah 大きいこと、偉大　○名誉、名声、吉兆

　寒川,סִמֶכהַה,SMkhH,simekhah 喜び、歓喜、祝賀

　猪鼻・市場,תסִיָֻנ,TsYVN,tsiyuon シオン(の丘)、エルサレム、

　　　　　　　　イスラエル民族。＞｢知婆能｣＞千葉

　市場,זַוַכה,ZVKh,zavakh (犠牲のために動物を)殺す、屠殺する

　　　,זֶוֶכה,ZVKh,zevekh 燔祭のために捧げる動物、いけにえ

　坂戸・逆手,,, (ユダヤ教の掟に従って) 屠殺する、殺す

　矢作：やはぎ｢ヤサク｣：｢和名類聚抄｣池田郡

　　　　,יִתסֶכהַכ,YTsKhH,yitsekhak "イサク"

　生実：おいみ｢オイミ｣,יִתסֶכהַכ,AYYM,aiyiym 島[複数形]

　　　　　　　　　　　,ִַי,AY,aiy 島 

　　　　蘇我馬子の｢島の宮｣による名称

　幕張：まくはり〔旧称〕馬加｢マクワリ｣
　
　　　　,מַכָר,NKVR,makor 原典、資料、経〔巻物〕

　素加神社〔花見川町幕張〕、須賀庄〔大須賀庄〕

　　｢スカ｣,סֻכַה,SKH,sukah  

     仮庵〔十戒石、あるいは旧約聖書の巻物を移動の間納める幕屋〕