2014年2月26日水曜日
建内宿禰・若子宿禰及び高麗神社(8)
「古代史ブログ講座」開講にあたって
Matのジオログ
『My ブログ』
《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦
建内宿禰・若子宿禰及び高麗神社(8)
15-1.白髪神社・白鬚神社と猿田彦神
「全国神社名鑑」
高麗王若光が郡中の繁栄を祈るため、
日頃崇敬していた猿田彦と武内宿禰を祀り白髪神社と称した。
白鬚神社〔埼玉県〕「全国神社名鑑」
川越市 下小坂、笠幡、吉田、豊田本、大袋
飯能市 白子神社 下加治、落合、原市場、久須美、唐竹、中藤中郷、
川崎、白鬚白山神社 岩沢、坂石町
佐山市 柏原、笹井、根岸
入間市 寺竹、野田
坂戸市 紺屋、横沼
入間郡日高町 高萩、大谷沢
鶴ヶ島町 脚折
大里郡川本村 上原
寄居町 金尾、折原、三品
岡部町 岡
※アブラハムあるいはモーセ〔sur-du 雨を降らせる=猿田彦〕
「武蔵國高麗郡高麗郷古傳」
高麗王猿田彦大神ヲ崇敬シ郡中。
榮盛ヲ祈リ、因テ一社ヲ建シロ
「武蔵國高麗郡高麗郷古傳」
高麗王猿田彦大神ヲ崇敬シ郡中。
榮盛ヲ祈リ、因テ一社ヲ建白鬚大神ト稱シ、武内宿禰ヲ配祀ス
「名鑑」の記事は「古傳」に依ったことは明らかで
当社においては「白髪」でなく「白鬚」である。
但し、「白髪神」「白鬚神」は天白神の「女神」「男神」の呼称であり、
諏訪大社下社の「お船祭り」にも登場する。
猿田彦神:同神の本拠は三重県伊勢市浦田の「猿田彦神社」である。
「サルタ」
(阿曇語:シュメル語)šur-du₁₁〔雨-動詞形用〕雨が降る、
あるいは雨を降らす。
「ウラタ〔浦田〕」
(阿曇語)ulu₃-du₁₁ 〔嵐-動詞形用〕嵐が吹く、
あるいは嵐を吹かせる(起こさせる)。
「シロ〔白〕」<天白神、白鬚神、白髪神>
(阿曇語)šur 雨 「天・白(ぱく)・神」"パク" bugin 泉:天の泉(雲)の神
(Heb.)סֶוַרַה,SIRH,sevarah 嵐、暴風、大風
(Heb.)סֶַר,SIR,sear 毛髪、頭髪、(人、動物の)毛
(Heb.),SIR,saiar 大風、暴風
(Heb.),SIRH,saerah 髪、頭髪、毛
(Heb.),SIRH,searah 嵐、大風、暴風
◎ここに「嵐[風雨]」と「髪」「毛[鬚]」が合一された
「イセ〔伊勢〕」
(阿曇語)eš 涙(水):天の涙は「雨」
「アサマ〔朝熊〕(伊勢市神宮東方の山・地区名)」
(阿曇語)eš-mah 〔水-高い(上の)〕雲あるいは雨
伊勢の天照大神の遷される以前の神に「大水上神」 があり
多くの子族神・神社が祭られている。
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