2014年2月15日土曜日

天之菩卑能命(天菩比命):天穂日命(3)


 「古代史ブログ講座」開講にあたって
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 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦 

 「延喜式」神名帳

  因幡國高草郡

   (1)天穂日命神社 「アマホヒノ」「アマノホヒノ」

    (現)天穂日命神社(鳥取市福井)

     「全国神社名鑑」祭神 天穂日命・熊野杼樟日命・保食神

      由緒 式内の古社で、

         清和帝の貞観九年因幡国正三位官社に列せられた。

         祭神は出雲大社宮司千家尊祀氏八三代」の宗祖である。

         永禄四年末社五社を合祀し天穂日命六王神社と称した。

   (2)天日名鳥命神社 「アマヒナトリノ」

    (現)天日名鳥命神社(鳥取市大畑)

     祭神 本社 天日名鳥命、別社 天穂日命、天日鷲命(二神)

   (3)阿太賀都健御熊命神社 「ミクマ」

    (現)阿太賀都健御熊命神社(鳥取市御熊)

 「ホヒ」:菩卑・穂日

  (Grk.)βούζ〔Bovs〕、βοοζ、βού、βούν、βοε、

             βοοιν、βοεζ、βοων、βονσι(ν) 

         牛、牛皮、牛皮の盾 

    〔複数形〕βοη(boh) 

         ≪ναυ(単数形)⇒ναη(複数形)船≫

  (Lat.)bos,bovis 牛〔ボヴィ〕〔ホヒ〕

 「ヒナトリ」:夷鳥

  ηνι-ταυροζ[Hni-tauros]

 「ノミ」:野見宿禰

  νομη[nomi]牧草地、牧草、νομευζ[nomeus]牧者

 「フリネ」:振根

  φιλ-ηνιοζ[phil-inios]手綱を喜ぶ

 「ミクマ」:御熊・三熊

  μυκημα[mykima](動物の)咆え声

  μηκαομαι[mikaomai](動物が)鳴く

 「アタカツ」:阿太賀都

  Aττικιξο[Attikizo]アテナイ〔ギリシャの〕に味方する

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