古代史ブログ講座
《古代史ブログ講座》銅鐸の古代名称が判明した
―その用途・機能・金属成分・製造地・発掘状況からの考察―
出典:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
講師:歴史研究家 黒田 光一
銅鐸の古代呼称が判明した(4)
<第2表の鏡・剣・鍑・小銅鐸の鉛同位体比>
M-113 奈良名柄 多紐細文鏡
SB-2 山口梶栗ノ浜 細形銅剣(長)
SB-3 山口梶栗ノ浜 細形銅剣(短)
第2表 鏡・剣・鍑・小銅鐸の鉛同位体比
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東博図版目録** 206Pb 207Pb 208Pb 207Pb 208Pb
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No. 資料 頁 列品番号 204Pb 204Pb 204Pb 206Pb 206Pb
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M-112 多紐細文鏡 31 20188 19.177 15.788 39.712 0.8233 2.0708
大阪大県
M-113 〃 46 8667 18.146 15.602 38.716 0.8598 2.1336
奈良名柄
M-114 〃 66 7219 20.019 15.899 41.285 0.7942 2.0623
山口梶栗ノ浜
M-115 菱鳳鏡 90 20085 18.402 15.675 38.837 0.8518 2.1105
福岡須玖岡本
M-116 細線獣帯鏡 92 36783 17.713 15.517 38.269 0.8760 2.1605
福岡小倉立石
SB-2 細形銅剣(長) 66 7220 19.740 15.826 40.313 0.8017 2.0422
山口梶栗ノ浜
SB-3 細形銅剣(短) 66 7221 20.830 16.006 41.304 0.7684 1.9829
山口梶栗ノ浜
P-2 銅鍑 100 9141 17.748 15.558 38.430 0.8766 2.1653
長崎佐護クビル
D-54 小銅鐸 12 21499 17.719 15.532 38.342 0.8766 2.1639
静岡浮島開峯
D-55 小銅鐸 17.719 15.529 38.347 0.8764 2.1642
栃木小山
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(註)
出土地
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M-112 大阪府柏原市大県
M-113 奈良県御所市名柄字田中
M-114 山口県下関市大字富任字久保
M-115 福岡県春日市須玖岡本
M-116 福岡県春日市小倉立石
SB-2 山口県下関市大字富任字久保
SB-3 山口県下関市大字富任字久保
P-2 長崎県上県郡上県町佐護クビル
D-54 静岡県沼津市東井出字開峯
D-55 栃木県小山市田間
<朝鮮系遺物タイプ>
南部 中清南道のものが注目される。豊山鉱山で算出
結論 泊鐸、出土地不詳横帯文鐸の原料は朝鮮系遺物タイプである。
銅鐸分布考
日本書紀の解明・・邪馬台国と大和王権
青銅器の鉛同位体比の秘密
新しく銅鐸出土地名表
銅鐸に伴う「舌」について
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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