2014年3月29日土曜日

虫追い〔松明まつり〕と稲作の神(5)


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 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)〔さいじんさま〕
  埼玉県越谷市越ヶ谷1700(越ヶ谷町花田)小林(東小林)

 出典:武蔵国越谷郷久伊豆神社略記

 虫追い〔松明まつり〕と稲作の神(5)

 『招福除災・八方除の祈願と信仰』

 久伊豆神社の崇敬者は埼玉県内や東京を中心とした関東一円はいうに及ばず、

 北は北海道から南は沖縄まで広く全国に及んでおります。

 年間を通じて多数の方々が祈願・参詣のため当神社を訪れ、

 生活の折り目・節目としての「久伊豆詣で」によって

 久伊豆大明神の御神威と御加護を蒙って充実した生活を送っておられます。

 当神社は、

 俗に出雲の神様といわれる大国さまと恵美須さまの父子神のほか

 御一族の三柱の神々をお祀りしており、

 その御神威は古来「招福際災」、

 すなわち四方八方から侵し来る様々な災いを追い祓い、

 幸福と平安をもたらす「八方除」の信仰に表れております。

 このように当神社は特にその

 「八方除」の御神威の霊験あらたかなことによって

 近世には「正一位久伊豆大明神」の御神号を賜わり、

 招福祈願及び除災祈願の神として武士や庶民の深い信仰を集めてきましたが、

 その御神徳は現代に生きる和たちにも大きな恵みと

 御加護をお与えになっています。

 招福祈願

     家運繁栄、営業繁昌、五穀豊穣、

     人生儀礼(結婚、安産、初宮、帯解、七五三、入学、就職、開業、

          還暦、古稀、喜寿、米寿、白寿等)、

     縁結び、上棟祭等の諸祈願。

 除災祈願

     方災除(転居、旅行、普請、造作、建築、土木)、

     厄除け、星祭、念霊除、
 
     縁切り、地鎮祭、病気平癒、交通安全、家相、地相、

     家出帰宅、足止、虫封じ等の祈願。

 これらの諸祈願を神札、

 授与品をご神前にお供えして大神さまにご祈待中し上げます。

 撤下した神札・授与品はご家庭にて奉斎していただき、

 大神さまの御神徳が日々蒙られるようお祀り下さい。


 『特殊神事』

 一、 藤祭太々神楽講(四月ニ十九日)

   氏子中の神明神楽の講員が御神楽を奉納し、

   営業繁栄や家内安全の祈祷をした後、

   参集殿にて直会しながら境内の県指定天然記念物の藤の花を

   愛でるという優雅風流な神事です。

   以前は五月九日が祭日でしたが、

   藤の開花時期が早まったため四月二十九日に変更して実施されています。

 一、 御燎祭(旧暦十月末日)

   昔から十月は「神無月」といわれ、

   全国の神々が出雲へおでましになるという信仰が

   古来広く普及しています。

   当神社では、神様が末日の夜には神社にお帰りになるという信仰から

   この御燎祭を斎行し、

   境内にて篝火を焚き神様をお迎えし、

   あわせて氏子・崇敬者にこれより一年間火の災いのないようにと

   祈願祭を執行いたします。

   当夜は古神札や古熊手などを持参した多数の参拝者が

   篝火にてお焚き上げをしますが、

   この火に当たると風邪にかからないといわれています。

   晩秋を彩る当神社ならではの神事です。

   なお、出雲ではこの十月を「神在月」といい、

   出雲大社の諸神事は現在でも旧暦によって行われています。

   そのため当社でもこの神事を旧暦十月末日にて斎行いたします。 

   (現在の暦を基準に考えますと、お祭りの日が毎年変わーます。

    ご注意下さい。)

 一、 縁起市(十ニ月十五日)

   師走半ばの十五日には境内で縁起物の熊手を売る露店が立ち並び、

   多くの参拝者が良縁を起こし(縁喜)、

   久伊豆大明神との結縁を祈願する姿が見られます。

   元来、竹製の熊手は収穫物を掻き取ることから

   縁起のよい道具として農民に尊崇されてきましたが、

   これが普及し、当神社でも縁起市という神事となったのです

 「招福除災・八方除の祈願と信仰
  

 「久伊豆神社(越谷市東越谷)

 「久伊豆神社(越谷市東越谷)」 

 『参考』
 前人未到の道を行く - 邪馬台国・奇跡の解法 - Gooブログ
 古代史獺祭 

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