2014年3月13日木曜日

高皇産霊尊・神皇産霊尊(5)


 「古代史ブログ講座」開講にあたって
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 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 出典:加治木義博

 高皇産霊尊・神皇産霊尊(5)

 『古事記』の始祖神は美知能宇斯

 『日本書紀』は冒頭に『天地開闢』を詳細に書くが、

 『古事記』は「天地 初発の時 高天原に成る神の名は 天之御中主神」と、

 いきなり神名から始まる。

 この神名も大学講義録18の30頁でも簡単に触れたが、

 次のように解ける。

  天 之  御 中   主 神

  テンジッ ミ チュウ ヌッシン  南九州語

  天 竺  美 知   能宇斯の

  テンジク ビ チ   ヌウ神   沖縄語

       毘 紐   嚢 神

  シンドゥ ビ シュ  ヌー    サンスクリット語

 ご覧の通り『古事記』は

 「この世に最初に現われた神」としてビシュヌー神を挙げているのだが、

 それは壹與の父の美知能宇斯の名乗りでもある。

 『古事記』が何を目的にした作品だったかや、

 ビシュヌーや丹波の語源なども大学講義録23の4頁でお話ししたが、

 その5~6頁では

 この御中主に続く

 高御産巣日神(高皇産霊尊)と

 神御産巣日神(神皇産霊尊)というのが、

 武内宿祢と

 葛城襲津彦のことであることもご説明した。

 《Key Word》

 高皇産霊尊・神皇産霊尊
 高皇産霊尊・神皇産霊尊

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