2014年3月15日土曜日

高皇産霊尊・神皇産霊尊(9)


 「古代史ブログ講座」開講にあたって
 Matのジオログ
 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 出典:加治木義博

 高皇産霊尊・神皇産霊尊(9)

 パーリ語版『日本書紀』『天の稚彦物語』

 賢明な『思索帝』

  (高皇産霊尊=高木の神takketi思索・選択・信=武内宿祢)が

  葦原中国を平定するため先ず

 『繁栄王子』(天の穂日の命 hohi 繁栄せよ)を

  派遣したが大悪魔(大己貴の神 namuci 悪魔)に味方して、

  三年もたつのに報告もしない。

 そこで『繁栄王子』(穂日の命)の子・『勇猛王子』

 (大背飯の三熊大人=武三熊大人、ussahaウッサーハ+ン勇猛な、能力者)を

 派遣したが、ごれもまた父に従ってしまう。

 そこで今度は『天の雉王』(国玉 kuntani 雉)の

  王子・天の稚彦を派遺したところ、

 葦原中国の『微笑む季節の雉王』

 (顕国玉 utu 時、季節 sita 微笑 kuntani 雉)の

 娘・『微笑む長老尼』(下照姫sita 微笑their チリ長老尼)と結婚して、

  これまた長い間、報告もない。

 そこで『思索帝』(高皇産霊尊)は、

 『知恵名声王』

 (無名雉nanaナーナ 知恵 kittiキッチー名声、賞賛kuntani雉(国玉)を

 状況偵察にやる。

 彼(雉)は、稚彦の門前に生えている

 素馨(そけい)の木

 (湯津杜木 yuthika ユーチカー 索馨・ジャスミンの一種)の陰から

 屋敷内の様子をうかがう。

 すると稚彦と『同郷の女』

 (天の探女 sagameyya サガメイヤ 同郷の、同村の)が

 見つけて「ユーチカーの木に怪しい奴がいます」と警告する。

 そこで稚彦は弓で射て『知恵名声王』を射殺してしまう。

 《Key Word》

 高皇産霊尊・神皇産霊尊
 高皇産霊尊・神皇産霊尊

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