2014年4月4日金曜日

虫追い〔松明まつり〕と稲作の神(16)


 「古代史ブログ講座」開講にあたって
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 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 倭人の故郷と東埼玉の伝統行事

 久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)〔さいじんさま〕
 香取神社(かとりじんじゃ)
 川崎神社(かわさきじんじゃ)

 歴史学講座『創世』:歴史研究家「小嶋 秋彦」

 課題:虫追い〔松明まつり〕と稲作の神
    ―武蔵国に伝わる倭人の祈り―

 (1) 倭人の故郷と東埼玉の伝統行事

 (2) 久伊豆神社(越谷市東越谷)     

 (3) 香取神社(越谷市大沢)    

 (4) 川崎神社(越谷市北川崎)の神殿と虫追い〔松明まつり〕 

  埼玉県東部の地域には

 意外にも古代に水田稲作という当時においては

 先端産業技術を身につけて、

 日本に渡来した倭人[和人]の文化伝承が濃厚に保たれております。

 その代表が”虫追い”という松明まつりです。

 わずか五、六十年前までの草加、八潮、越谷、春日部、岩槻域で

 盛んに行われていた夏の行事です。

 越谷市以北の田圃の中を貫流しているのが新方川で、

 周辺に「増」「松」を含んだ地名が散在しておりますが、

 これ等は倭語[和語]の「火」を表す用語に由来しています。

 川崎神社の祭礼は現在埼玉県の無形文化財に指定されています。

 倭人のもたらした水田稲作で豊作を祈願する信仰の象徴です。

 これに対して久伊豆神社は養蚕に係わる信仰に依っています。

 同社については

 さらに古代に日本へ渡来した他の宗教が習合されているので、

 その点についても概説いたします。

 香取神社では、絹加工技術の一つ「染め」が、

 この地域で明治維新後も盛んであったことを

 社殿のレリーフ(浮彫り)に留めているので紹介します。

  今回の訪問先についてご存じの方もおありかと思いますが、

 しかしその本当の由来についてはご存じないはずです。

 上記の「新方」「増」「松」の本義をご存じでしようか。

 「カワサキ(川崎)」の由来は何なのでしようか。

 当講座はそれらを明確に開示いたします。

 水田稲作
 水田稲作

 倭人[和人]
 倭人[和人]

 虫追い
 虫追い

 松明まつり
 松明まつり

 新方川
 新方川

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