2014年7月3日木曜日

旧約聖書 創世記第2章 エデンの園:命の木・善悪を知る木(2)


 古代史ブログ講座

 《古代史ブログ講座》ヘブライ・イスラエルの語義と祝祭
  出典:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 《エデンの園:命の木・善悪を知る木》(2)

 旧約聖書 創世記

  また1つの川がエデンから流れ出て園を潤し、

  そこから分かれて四つの川となった。

  ①その第一の川はピソンといい、

   金のある、ハビラの全地を巡るもので、
 
   その地の金は良く、またそこには、

   ブドラクと縞瑪瑙とを産した。

  ②第二の川の名はギホンといい、クシの全地を巡るもの

  ③第三の川の名はヒデケルといい、アッスリアの東を流れるもの

  ④第四の川の名はユーフラテスである。

  ○エゼキエル書28-13

   28:13 あなたは神の園、エデンにいて、

  あらゆる宝石があなたをおおっていた。

  赤めのう、トパーズ、ダイヤモンド、緑柱石、しまめのう、

  碧玉、サファイヤ、トルコ玉、エメラルド。

  あなたのタンバリンと笛とは金で作られ、

  これらはあなたが造られた日に整えられていた。

  創世記2章にエデンの園は、

  実は最初の出来事ではありませんでした。

  2章には人の創造と、女の創造がありますが、

  その前にサタンがこのような美しさをもって

  存在していたことをこの箇所は教えています。

  ここに出てくる宝石の種類は、

  大祭司の装束の胸当てに付けられている12の宝石と重なり、

  ゆえに神の栄光と美を表しているものです。

  黙示録21章の天のエルサレムの土台石にも使われているものです。

  そして、

  彼はもともと賛美を導く天使であったことが分かります。

  「タンバリンと笛」を持っていました。

  神への賛美と礼拝を導くことほど、栄誉ある働きはありません。

  ○縞瑪瑙(しまめのう):

  種々の色層の重ね合っている瑪瑙。

  良質のものは白黒、白褐、黒赤などの縞色が

  完全に識別されている。

  浮彫りしてカメオ(浮彫りした玉石や貝殻)細工に使用

 ○ギョリュウ:ぎょうりゅうの木<タマリスク?>

 <タマリスク>

 タマリンド〔tamarindo スペイン・ポルトガル語〕:答満林度

  マメ科の喬木、中央アフリカ原産、その実を清涼飲料、

  緩下剤に用いる。チョウセンモダア


 ①ベエルシバ 創世記21-25

  21:25 また、アブラハムは、

  アビメレクのしもべどもが奪い取った井戸のことで

  アビメレクに抗議した。

  ○アブラハムとペリシテ人アビメルクとの契約の地
 
 ②アブラハム ハガイとイシュマルの荒野の放浪 創世記21-14

  21:14 翌朝早く、アブラハムは、

  パンと水の皮袋を取ってハガルに与え、

  それを彼女の肩に載せ、

  その子とともに彼女を送り出した。

  それで彼女はベエル・シェバの荒野をさまよい歩いた。

  ○ベエル・シェバから、シンの荒野、パランの荒野が始まり、

   そしてシナイの荒野に入ります。

   そしてエジプトがあります。

   アブラハムは、

   次のオアシスまでに必要な糧食を持たせて出て行かせました。

   ところが問題は、ハガルが道を迷ってしまったことです。

  ○シバ 創世記10-21~30

   10:21 セムにも子が生れた。

   セムはエベルのすべての子孫の先祖であって、

   ヤペテの兄であった。

   10:22 セムの子孫はエラム、アシュル、アルパクサデ、

   ルデ、アラムであった。

   10:23 アラムの子孫はウヅ、ホル、ゲテル、マシであった。

   10:24 アルパクサデの子はシラ、シラの子はエベルである。

      10:25 エベルにふたりの子が生れた。

   そのひとりの名をペレグといった。

   これは彼の代に地の民が分れたからである。

   その弟の名をヨクタンといった。

   10:26 ヨクタンにアルモダデ、シャレフ、ハザルマウテ、エラ、

      10:27 ハドラム、ウザル、デクラ、

   10:28 オバル、アビマエル、シバ、

   10:29 オフル、ハビラ、ヨバブが生れた。

   これらは皆ヨクタンの子であった。

   10:30 彼らが住んだ所はメシャから東の山地セパルに及んだ。

  ○全地は同じ発音、同じ言葉であった。

   時に人々は東に移り、

   シナルの地に平野を得てそこに住んだ。創世記11-1~2

   11:1 さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。

      11:2 そのころ、

   人々は東のほうから移動して来て、

      シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した。

 《創世記10章6節~7節》

 ハムの子孫はクシ、ミツライム、プテ、カナンであった。

 クシの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラアマ、サブテカであり、

 ラアマの子孫はシバとデダンであった。

 《創世記第10章8節~12節》

 クシの子はニムロデであって、

 このニムロデは世の権力者となった最初の人である。

 彼は主の前に力ある狩猟者であった。

 これから

 「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」ということわざが起った。 

 彼の国は最初シナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネであった。

 彼はその地からアッスリヤに出て、ニネベ、レホボテイリ、カラ、および

 ニネベとカラとの間にある大いなる町レセンを建てた。

 10:13 ミツライムからルデ族、アナミ族、レハビ族、ナフト族、

 10:14 パテロス族、カスル族、カフトリ族が出た。カフトリ族から

     ペリシテ族が出た。

  10:15 カナンからその長子シドンが出て、またヘテが出た。

  10:16 その他エブス人(びと)  、アモリ人(びと)、ギルガシ人(びと)、

  14:6  セイルの山地でホリびとを撃って、

        荒野のほとりにあるエル・パランに及んだ。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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