古代史ブログ講座
《古代史ブログ講座》ヘブライ・イスラエルの語義と祝祭
出典:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
《エデンの園:命の木・善悪を知る木》(2)
旧約聖書 創世記
また1つの川がエデンから流れ出て園を潤し、
そこから分かれて四つの川となった。
①その第一の川はピソンといい、
金のある、ハビラの全地を巡るもので、
その地の金は良く、またそこには、
ブドラクと縞瑪瑙とを産した。
②第二の川の名はギホンといい、クシの全地を巡るもの
③第三の川の名はヒデケルといい、アッスリアの東を流れるもの
④第四の川の名はユーフラテスである。
○エゼキエル書28-13
28:13 あなたは神の園、エデンにいて、
あらゆる宝石があなたをおおっていた。
赤めのう、トパーズ、ダイヤモンド、緑柱石、しまめのう、
碧玉、サファイヤ、トルコ玉、エメラルド。
あなたのタンバリンと笛とは金で作られ、
これらはあなたが造られた日に整えられていた。
創世記2章にエデンの園は、
実は最初の出来事ではありませんでした。
2章には人の創造と、女の創造がありますが、
その前にサタンがこのような美しさをもって
存在していたことをこの箇所は教えています。
ここに出てくる宝石の種類は、
大祭司の装束の胸当てに付けられている12の宝石と重なり、
ゆえに神の栄光と美を表しているものです。
黙示録21章の天のエルサレムの土台石にも使われているものです。
そして、
彼はもともと賛美を導く天使であったことが分かります。
「タンバリンと笛」を持っていました。
神への賛美と礼拝を導くことほど、栄誉ある働きはありません。
○縞瑪瑙(しまめのう):
種々の色層の重ね合っている瑪瑙。
良質のものは白黒、白褐、黒赤などの縞色が
完全に識別されている。
浮彫りしてカメオ(浮彫りした玉石や貝殻)細工に使用
○ギョリュウ:ぎょうりゅうの木<タマリスク?>
<タマリスク>
タマリンド〔tamarindo スペイン・ポルトガル語〕:答満林度
マメ科の喬木、中央アフリカ原産、その実を清涼飲料、
緩下剤に用いる。チョウセンモダア
①ベエルシバ 創世記21-25
21:25 また、アブラハムは、
アビメレクのしもべどもが奪い取った井戸のことで
アビメレクに抗議した。
○アブラハムとペリシテ人アビメルクとの契約の地
②アブラハム ハガイとイシュマルの荒野の放浪 創世記21-14
21:14 翌朝早く、アブラハムは、
パンと水の皮袋を取ってハガルに与え、
それを彼女の肩に載せ、
その子とともに彼女を送り出した。
それで彼女はベエル・シェバの荒野をさまよい歩いた。
○ベエル・シェバから、シンの荒野、パランの荒野が始まり、
そしてシナイの荒野に入ります。
そしてエジプトがあります。
アブラハムは、
次のオアシスまでに必要な糧食を持たせて出て行かせました。
ところが問題は、ハガルが道を迷ってしまったことです。
○シバ 創世記10-21~30
10:21 セムにも子が生れた。
セムはエベルのすべての子孫の先祖であって、
ヤペテの兄であった。
10:22 セムの子孫はエラム、アシュル、アルパクサデ、
ルデ、アラムであった。
10:23 アラムの子孫はウヅ、ホル、ゲテル、マシであった。
10:24 アルパクサデの子はシラ、シラの子はエベルである。
10:25 エベルにふたりの子が生れた。
そのひとりの名をペレグといった。
これは彼の代に地の民が分れたからである。
その弟の名をヨクタンといった。
10:26 ヨクタンにアルモダデ、シャレフ、ハザルマウテ、エラ、
10:27 ハドラム、ウザル、デクラ、
10:28 オバル、アビマエル、シバ、
10:29 オフル、ハビラ、ヨバブが生れた。
これらは皆ヨクタンの子であった。
10:30 彼らが住んだ所はメシャから東の山地セパルに及んだ。
○全地は同じ発音、同じ言葉であった。
時に人々は東に移り、
シナルの地に平野を得てそこに住んだ。創世記11-1~2
11:1 さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。
11:2 そのころ、
人々は東のほうから移動して来て、
シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した。
《創世記10章6節~7節》
ハムの子孫はクシ、ミツライム、プテ、カナンであった。
クシの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラアマ、サブテカであり、
ラアマの子孫はシバとデダンであった。
《創世記第10章8節~12節》
クシの子はニムロデであって、
このニムロデは世の権力者となった最初の人である。
彼は主の前に力ある狩猟者であった。
これから
「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」ということわざが起った。
彼の国は最初シナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネであった。
彼はその地からアッスリヤに出て、ニネベ、レホボテイリ、カラ、および
ニネベとカラとの間にある大いなる町レセンを建てた。
10:13 ミツライムからルデ族、アナミ族、レハビ族、ナフト族、
10:14 パテロス族、カスル族、カフトリ族が出た。カフトリ族から
ペリシテ族が出た。
10:15 カナンからその長子シドンが出て、またヘテが出た。
10:16 その他エブス人(びと) 、アモリ人(びと)、ギルガシ人(びと)、
14:6 セイルの山地でホリびとを撃って、
荒野のほとりにあるエル・パランに及んだ。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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