2011年12月1日木曜日
絹の道(倭錦):紀元1世紀に極東の絹の産地を記録したギリシャ語史料
ブログ:古代史ブログ講座「古代メソポタミアから大化の改新まで」
出典:歴史学講座『創世』さいたま塾(代表:小嶋秋彦)
紀元1世紀に極東の絹の産地を記録したギリシャ語史料
―セリカ・セレスと「木になる羊毛」―
日本の紀元頃から古代史を考えるのに「絹」は
たいへん重要な課題であることに注目しております。
邪馬臺国の卑弥呼は魏への貢物として「倭錦」を送っています。
この「錦:絹織物の染物」は大陸では入手できない貴重なものであったに違いありません。」
それら「絹」を入手できる地方として紀元1世紀に
エジプトにいた貿易商人が、多分ギリシャ人だったのでしょうが、
ギリシャ語で東方の諸地方の内情について伝聞したところを記録した
「エリュトゥラー海案内記」にティーナイ・セレス・セリカが記載されています。
またそこにはその頃の養蚕の様子を知るヒントとなる
「木になる羊毛」などという記述もあります。
これらの用語は英語でいう「silk=絹」に通じております。
過去数多(あまた)の学者がそれらの用語の語源を探求していますが、
適当な解釈はありません。
しかし、歴史学講座『創世』さいたま塾:講座は完全に養蚕、
つまり「カイコ」や繭の様子を理解していますので、
正確な解釈を提示することができます。
この両方の報告記録を元に東方の「絹」の状況を解明・説明します。
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